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| ★ドメーヌ・アルマン・ルソー Domaine Armand ROUSSEAU |
Cote de Nuits ★Gevrey-Chambertin |
| 言わずと知れた、ジュヴレイ・シャンベルタン村のみならずブルゴーニュを代表する、 3代目エリック氏が受け継ぐ名門 Domaine Armand ROUSSEAU ドメーヌ・アルマン・ルソー エレガンスを極めるジュヴレイのお手本となるワインを毎年産み出している。 ![]() ![]() Chambertin Clos de Bezes Gland Cru / Chambertin Gland Cru / Charmes Chambertin Gland Cru / Mazoyeres Chambertin Gland Cru / Mazis-Chambertin Gland Cru Ruchottes Chambertin Gland Cru Clos des Ruchottes Monopole / Clos de la Roche Gland Cru Gevrey Chambertin 1er Cru Estournelles St-Jacques Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux St-Jacques Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers Gevrey Chambertin 1er Cru Clos St-Jacques / Gevrey Chambertin |
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![]() Domaine Armand ROUSSEAU 言わずと知れた、ジュヴレイ・シャンベルタン村のみならずブルゴーニュを代表するドメーヌ。2代目にシャルル氏が、59年当時に6haだった所有畑を買収によって14haまで拡大しジュブレ・シャンベルタン村と南隣のモレ・サンドニ村で赤ワインのみを生産している。所有面積の半分以上(8ha)をグラン・クリュが占める。モノポール“クロ・デ・リュショット”の77年の買収で、現在の姿となった。 創始者であるアルマン・ルソー氏はペンキ塗りと食品店を営む家庭に生まれ、20世紀初頭にドメーヌを興した。1909年の婚姻で所有面積を広げ、同時にワイナリーを建設した。以来ドメーヌはジュヴレイ・シャンベルタン村の奥、13世紀の教会の向かいに居を構えることになる。18世紀初頭、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行しており、商慣習上タブー視されていた元詰をダンジェルヴィル、グージュらと組織を結成して1915年頃に実現、ネゴシアンに樽で売るのをいち早く止めてブルゴーニュの品質向上に大きな貢献をした。AOC法が制定される以前の話である。当然ネゴシアンは彼らの組織を締め上げたが、ワインはフランスの著名なワイン誌「レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」の創設者レイモン・ボードゥアン氏の助けを得てレストラン・個人客に販売され、経営は軌道にのった。 |
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![]() 醸造家のプライベートヒストリー 現当主はアルマン氏の息子シャルル氏。醸造や栽培の実務はすでに10年以上前から息子のエリック氏に譲っており、本人は来客を案内するドメーヌの顔として元気に活躍中。シャルル氏は学生時代に法学を専攻。その後ディジョン大学で醸造学を学び、ドメーヌに入ったのが45年。初代アルマン氏の自動車事故死によって当主になったのは59年だが、その前の54年にシャルル氏の名義で1級畑クロ・サン・ジャックを購入している。英語とドイツ語に堪能な氏は、30年代後半からアメリカ向に始めていた輸出を拡大、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリアに続き70年代からアジアに輸出を始めた。マコン・タヴァイエ市のワイン農業高校を卒業後、1年間ディジョン大学で醸造学を学んだ息子のエリック氏が80年代初頭からドメーヌに入り栽培と醸造を担当。拡大し続ける販売のために93年から長女コリーヌが参加した。 |
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Viticole / Vinification/ Elevage栽培、醸造、熟成 viticole剪定 ギュイヨ・サンプル 農薬 化学薬品は使わない(ボルドー液と硫黄を使用)。ラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培) 肥料 20年来撒いていない 摘芽・摘房 摘芽・摘房とも実施。 vinification ![]() 逆浸透膜 試験中 低温浸漬 なし セニエ なし 発酵温度・期間 最高31〜32℃で約15日間。 ピジャージュ・液循環 最初の1週間は液循環を1日1〜2回。第2週はピジャージュを1日1〜2回。 elevage 新樽比率 25〜100% 樽材・焼き具合 主としてアリエ。トロンセ 期間 20〜22ヶ月 澱引き 2〜3回 清澄・フィルター 清澄は卵白、フィルターはごく軽めに行う |
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Explication ![]() ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく、土壌の方から語りかけてくるものである」という。その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用していない。農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選び化学薬品を使用しない。 害虫対策に近年ジュヴレイ・シャンベルタン村では性撹乱ホルモンカプセルを導入、ドメーヌでも数年前よりラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培)に切り替えた。 剪定はギュイヨ・サンプル。葡萄木は低収量のクローンによるもので平均樹齢40〜45年。ドメーヌでグラン・クリュと同等の扱いをしているクロ・サン・ジャックに至っては、戦前の1924年及び1954年の植付という古樹を誇る。毎年行なう摘芽と摘房で収穫量を25〜35hl/kaに抑えている。収穫は毎年ほぼ同じメンバー40人という絶好の環境で手摘みで行ない、その場で収穫果の選別を行なっている。 収穫果は90%除梗後、開放型ステンレスタンクで14〜15日かけて発酵する。最高温度は30〜31℃で工業培養酵母は使用しない。その間最初の1週間は液循環、2週目はピジャージュをそれぞれ1日1〜2回実施する。アルコール発酵終了後空圧式プレス機で圧搾し、24時間静置して大きな沈殿物を取り除く。マロラクティック発酵と熟成はオーク樽で行なう。樽材はアリエ産を中心にトロンセ産、ニヴェルネ産を使用、焼きはミディアム。新樽率は35%から、100%新樽のグラン・クリュ:シャンベルタン、クロ・ドゥ・ベーズ、1級:クロ・サン・ジャックまで、格付にとらわれずワインの特徴によって使い分ける。 20〜22ヶ月の熟成中2〜3回の澱引きをする。卵白による清澄は年々しなくなる傾向にあり、続くフィルターも大きな浮遊物だけ取り除くようにしている。 発酵後、樽に移すときから瓶詰までポンプを使用しないようデリケートにワインを扱う。樽からアッサンブラージュしつつダイレクトに瓶詰している。 結果、ジュヴレイの各テロワールの特徴を表し、力強さを持つ反面、えもいわれぬ滑らかでシルキーなタッチで、エレガンスを極めるジュヴレイのお手本となるワインを毎年産み出している。 無論このドメーヌの圧巻は、比類なきシャンベルタン及びクロ・ド・ベースだが、このドメーヌの名を世に知らしめた1級畑「クロ・サン・ジャック」を同家はグラン・クリュと全く同じ扱いをしている。ちょうどヴォーヌのグロ家における一級畑「クロ・デ・レア」のような扱いと言えよう。クロ・サン・ジャックが他の1級畑と違うのは、斜面の上部から下部まで広がる大きな区画であり、ルソー家では斜面上部から下部まで1列に畑を所有(他の所有者も同様)している。それが故に各種のキャラクターを持つ葡萄がブレンドされて様々な要素をもつ複雑深遠なワインとなる。またルソー家の畑の樹齢は実に高く、収穫量が自然のままに任せて少ないことも高品質の一因となっている。 |
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![]() Domaine Armand ROUSSEAUとは シャルル氏はよく巷で耳にする「コワイおじさん」でなく、世間話好きの好々爺。 全然表舞台(業者向けデギュスタシオン、話題、パンフレット)に出てこず、控えめに裏方に徹する父親思いで寡黙な息子エリック氏は、1982年以来20年に亘って、このドメーヌの栽培醸造を実質的に取り仕切っている。実に実直で真面目な好青年である。エリック氏は、1992年に初来日を果たしている。エリック氏は父シャルルの信じること、つまり、良い土地、古い樹、低収量、これらを守れば無理な凝縮を狙った機械やセニエなどは必要ないと考える。また色やエキスの抽出を狙う長期の低温浸漬はSO2を大量に必要とすることから懐疑的である。すべてナチュラルな葡萄の力、テロワールの力に耳を傾けるという教えを忠実に守る。 宣伝していないので余り知られていないことだが、ドメーヌでは20年以上も前から肥料を使用していない上に、最近はビオにより近いラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培)に切り替えている。 写真のクロ・デ・リュショットは単独所有で、高度の高さゆえミネラルとキレのある酸による骨格が特徴。酸は鋭いほどのキレがあるが全く荒々しさのない絶妙なもので、ジュヴレイのふくよかさと最高のバランスを成す。 |
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