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| ★ドメーヌ・ブリュノ・クレール Domaine Bruno CLAIR |
Cote de Nuits ★Marsannay |
クレール=ダユを受け継ぐ、かたくなに己を守り通したドメーヌ![]() ![]() Chambertin Clos de Beze Grand Cru / Gevrey Chambertin 1er Cru Clos St Jacques Gevrey Chambertin 1er Cru Clos du Fonteny / Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers Gevrey Chambertin 1er Cru Bel Air / Vosne Romanee Les Champs Perdrix Chambolle Les Veroilles / Aloxe Villages / Corton Charlesmagne Grand Cru Morey st.Denis En la Rue de Vergy / Savigny les Beaune 1er Cru La Dominode Marsannay Villages climats / Marsannay Rouge / Marsannay Rose / Marsannay Blanc / Bourgogne Blanc |
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![]() Domaine Bruno CLAIR マルサネ村はディジョンを出発すると最初に現れるコート・ドールの村。北部はディジョン市の郊外として宅地化が進んでいるが、南部にあるブリュノ・クレール家は昔ながらの石造りに佇まいを見せる。 ドメーヌの歴史は1910年、コート・ド・ボーヌ最南端、サントネイ村出身のジョセフ・クレールがコート・ド・ニュイ最北端マルサネ村のダユ家の娘と結婚し、この村に移住したことにより始まる。サントネイのドニ・クレールとは親戚同士になる。ドメーヌ・クレール=ダユはコート・ド・ニュイ屈指のドメーヌとして名声を馳せたが、70年代、この初代ジョセフの子供たちが相続問題で分裂した。ジョセフの息子ベルナールは家族内の争いをよそに自身のドメーヌを80年代初頭に設立した。ベルナールの息子、3代目にあたるブリューノも独立して78年にドメーヌを発足させた。畑の借り入れでスタートしたこのドメーヌは、マルサネに葡萄を新たに植え、購入を進めることで所有畑を拡大していった。そして、86年にブリューノ氏の父母兄弟の持ち分である畑をまとめて「ドメーヌ・ブリューノ・クレール」の名前で会社組織化し現在に至っている。残念ながら時を前後して同時期ブリューノの叔母の一人がボーヌの大手ネゴシアンに畑を売却してしまったが、コルトン・シャルルマーニュやアロース・コルトンを購入し、現在マルサネを中心に20のアペラシオンにまたがって約24haを所有する。ドメーヌではブリューノ氏が栽培を、パートナーであるフィリップ・ブリュン氏が醸造を担当する |
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![]() 醸造家のプライベートヒストリー 醸造・栽培を担う2人は古い友人で、ブリューノ氏がドメーヌを興す際ブリュン氏が招かれ、前職のドルーアンを退職した。共に現状に満足せず、常に品質の向上を求めて模索し続ける姿勢は、マルサネ・ロゼを戦後間もなく世に初めて送り出した祖父の代からの伝統。このマルサネ・ロゼはブルゴーニュでは唯一の村名付きロゼであり、中でもブリューノ・クレールのロゼは最高の評価。2人の意思疎通は万全で、70年代からの混乱を乗り越え現在は最盛期の頃の名声を取り戻した。 |
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Viticole / Vinification/ Elevage栽培、醸造、熟成 viticole剪定 ギュイヨ・サンプルが基本だが一部ロワイヤもあり 農薬 対処農薬栽培法 肥料 有機肥料 摘芽・摘房 摘芽・摘房とも実施。 vinification 逆浸透膜 なし 低温浸漬 なし 発酵温度・期間 最盛期32〜33℃、10日間(赤)、15〜18℃(白) ピジャージュ・液循環 液循環1日2回、ピジャージュ1日5回 elevage 新樽比率 1/3程度 樽材・焼き具合 アリエ、ヴォ−ジュ、ニヴェルネ、 トロンセ。ミディアム焼き 期間 6〜12ヶ月(白)、18ヶ月(赤) バトナージュ 発酵終了後。最初は週2回、その後集1回でクリスマスまで。 澱引き 1年後と瓶詰時 清澄・フィルター 両方なし(赤)、清澄なし・珪藻土でろ過あり(白) |
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Explication 醸造を担当しているフィリップ・ブリュン氏はブリューノ氏のボーヌのワイン農業高校に通っている頃からの古い友人。ブリューノ氏の誘いを受け、ボーヌのネゴシアン、ジョセフ・ドルーアンを退職した。ブリューノ氏と同様、現状に満足せず研究熱心。「20ものアペラシオンのテロワールを引き出すこの仕事は大変な喜び」と満面の笑顔で語る。 剪定は基本的にギュイヨ・サンプル。一部、粘土質が多い土壌のクロ・ド・ヴージョなどではコルドンで仕立てている。肥料については父が時代の先端を切って化学肥料を導入したというが、すぐに果皮が薄くなる弊害に気がついて今度は70年代に廃止。これも化学肥料が主流だった当時では大胆なことだ。以後、肥料はコンポストに切り替えている。除草も農薬ではなく、鋤き入れを多用することで対応している。また、全般的に農薬の使用料量が少ないラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培)である。 摘芽を厳しくし、摘房は20年前に較べて避ける方向にある。 収穫は手で行ない、畑の中で選別作業をする。赤ワインは、80%除梗・破砕し、木製の開放樽で発酵する。低温浸漬とまではいかないが、収穫果の温度が高すぎる時は15℃まで下げる。発酵は温度を高めに、期間は短くするスタイル。最高32〜33℃でアルコール度を高め10日間で仕上げる。その間、初期に1日2回の液循環、最盛期から1日5回のピジャージュを行なう。プレスには空圧式を用い、4〜5日間タンクの中で静置して粗い沈殿物を取り除いてから樽に移す。熟成にはピエスとフードルを併用。グラン・クリュには100%樽を使用している。樽材はアリエ、二ヴェルネ、トロンセ、ヴォージュを選び、焼きはミディアム・ロースト。樽香がワインを支配することを嫌い、新樽率は高くない。18ヶ月かけて熟成し、1年後の10月に1回目の澱引き、瓶詰前に2回目の澱引きをする。 白ワインは15〜18℃で発酵する。プレス後の前清澄は2日間。97年ヴィンテージから試験的に開始したバトナージュは残糖がほぼなくなってから開始している。初期は週2回のバトナージュ、その後週1回に減らし、クリスマスまで続ける。熟成期間は6ヶ月から1年。シェーが冬季には5℃と冷え込むため冷却は特に実施しない。 赤白とも瓶詰前の清澄は行っていない。珪藻土で白のみごく軽いろ過を行う。赤は原則的にろ過を行っていない。 |
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Domaine Bruno CLAIRとは ブリューノ氏は、今やコートドールで押しも押されもせぬ中堅醸造家となった。 ブリューノ氏は主に畑を担当しており、コートドールのテロワールを語らせたら右にでるものがいないほどの博識家。醸造家のブリュン氏も含めて2人とも一見物静かだが、話し出すと止まらない。 「祖父も新しいこと好きでロゼを始めたり、化学肥料をいち早く採り入れて、その後いち早くよくないと言い出したりしたけど、自分も他人の優れた所は積極的に試してみたいほう。グージュのやってる芝を植えるのもスゴイと思って試してみたけどうまくいかなかった。まだ興味は失ってないけどね」といった調子で、延々と栽培、醸造の話は尽きない。 ブルゴーニュに付き物の「御家騒動」で、一時はゼロに近い状態にまで陥ったドメーヌだが、ブリューノ氏の情熱と才能の元に、彼がもたらした新しい畑に加えて、かつての一族の銘畑が再び戻って来た。 伝説のマルサネ・ロゼをはじめ、樹齢90年を超すサヴィニーの1級畑ドミノード、ジュヴレイのモノポールの1級畑フォントニ、更にはグランクリュ・クロド・ベーズ、白のグランクリュ、シャルルマーニュ(特に絶好の区画「ル・シャルルマーニュ」を保有)と、キラ星のごとき畑を所有する。 これら銘畑の樹齢の高まりと、まだ40そこそこで研究熱心なブリューノ、ブリュン両氏の円熟にともなって、このドメーヌは更なる高みに到達してゆく。 |
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