![]() |
![]() |
![]() |
| ★ドメーヌ・アンリ・グージュ Domaine Henri GOUGES |
Quintaine ★Nuits-St.-Georges |
![]() Nuits-St.-Georges 1er Cru Les St.-Georges / Nuits-St.-Georges 1er Cru Les Vaucrains Nuits-St.-Georges 1er Cru La Perriere (Blanc) / Nuits-St.-Georges 1er Cru Clos des Porrets St-Georges Nuits-St.-Georges 1er Cru Les Pruliers / Nuits-St.-Georges 1er Cru Les Chaignots Nuits St.-Georges / Bourgogne Blanc / Bourgogne Rouge |
|
Domaine Henri GOUGES古くはローマ時代からジェノヴァ/パリと、ストラスブール/マルセイユと2つの交易路の交点として栄えた歴史ある都市ニュイ・サン・ジョルジュ村。この村のワイン造りの歴史にその名を燦然と輝かせる至宝がドメーヌ・アンリ・グージュである。このドメーヌは1925年、小作農だったアンリ・グージュ氏が畑を購入して設立された。設立当時は9haであったが、現在は14.5haになる。 創始者アンリ氏は近代ブルゴーニュワインの立役者。20世紀初期、ネゴシアンによって名前を偽ったブルゴーニュワインが出回っていたのを危惧して29年、ルッソー、ダンジェルヴィルらとブルゴーニュワインの品質を守る組織を結成し、この地でもっとも早く元詰を実現し、消費者に直接販売を開始した。瓶詰機がない時代のこと、一樽ごとに手で瓶に流し込み、1本ずつ手でコルク栓をした。今では一般化している元詰も当時では革新的なことであった。アンリ氏への地元のヴィニュロンたちの信頼は絶対的なものであり、ニュイ・サンジョルジュの組合長から始まり、46年にはコート・ドールの組合長に就任。ブルゴーニュワインを普及するためのアイデアである、伝統のシュヴァリエ・ド・タストヴァンもアンリ氏の茶の間でのヴィニュロン達の集まりの中で生れたものである。 67年にアンリ氏が死去すると、彼の2人の息子が2代目として跡を継いだ。ミッシェルが主にカーヴと販売を担当しマルセルが栽培を担当した。現3代目は70年から各々の息子。カーブと販売担当のミッシェルの息子がクリスチャン、栽培担当のマルセルの息子がピエール。役割はそれぞれ引継がれている。 |
|
![]() 醸造家のプライベートヒストリー 栽培をピエール氏が、醸造から販売までをクリスチャン氏が担当している。グージュ家では、日曜の昼食を親族全員が揃って初代アンリ氏の家で取る習慣があった。も物心ついた時からワインの話を聞いて育った2人は跡を継ぐことには何の迷いもなかった。クリスチャン氏は若い頃海外を放浪したことがあり、異文化からインスピレーションを受けることに抵抗がない。今でもクリスチャン氏は休暇の海外旅行が趣味。今日グージェは畑に芝を植えることで知られているが、これもドイツで見かけたことがきっかけという。栽培担当のピエールは村きってのテロワール通として知られる知性派である。 |
|
Viticole / Vinification/ Elevage栽培、醸造、熟成viticole 剪定 ギュイヨ 農薬 対処農薬栽培 肥料 コンポスト 摘芽・摘房 基本的に摘芽だけ。樹勢が特に強い株のみ摘房(芝を植えているところはない)。 elevage 前清澄 1週間 発酵容器 閉鎖式コンクリートタンク 逆浸透膜 なし 低温浸漬 なし セニエ なし 発酵温度・期間 28〜35℃で合計15日間 ピジャージュ・液循環 液循環を毎日。ピジャージュ最高1日3回 ![]() vinification 新樽比率 10〜15% 樽材・焼き具合 シャティヨネ。焼きはミディアム。 期間 18ヶ月 バトナージュ 澱引き4月に1回。 清澄・フィルター 清澄はタンニンの強度による。する年は半分くらい。ろ過はしない |
|
Explication剪定はギュイヨ・サンプル。ラ・リュット・レゾネ(対処農薬栽培法)を採用し、基本的に虫がついた時のみ、その樹のみに必要最低量の農薬を与える。肥料は土壌を分析した上でコンポストを撒いている。このドメーヌの特徴は斜面の畑に芝を植えていることである。エコロジー運動が盛んなドイツを旅行した時に見かけたのがヒントとなったという。土砂が流れることを防ぐために始めたものだが、導入10年ほどしてこれらの畑からは、芝と共存して樹勢が抑えられるため、粒が小さく色の濃いブドウが収穫されることが判明してきた。収量コントロールのために基本的に敵芽も摘房も実施するのだが、芝を植えているところでは収量が自然に抑制されているため、摘房を実施したことがないという。また、除草剤も必要ない(特製のトラクターで株の足元の鋤きいれはしている)。この素晴らしい効果を元に、今では斜面の畑だけでなく平地に近い畑でも徐々に芝生を導入中である。最近では他のヴィニュロンにも広がりつつある。収穫はすべて手摘み。通常8日間かけて収穫が行われているが、だいたい4日間が一般的なベストの成熟タイミング、続く4日間はややシュール・マチュリテ(過熟)の状態になるという。 収穫果は100%除梗・破砕され、ブルゴーニュでは珍しい閉鎖式コンクリートタンクですぐに発酵に移る。低温浸漬はSO2添加が不可欠であり、天然酵母の働きを抑制するので実施せず、最大限に発酵開始を自然に任せる。培養酵母は一切使用しない。液循環は毎日。ピジャージュは1日3回。平均温度28℃、最高35℃で約15日間続く。このドメーヌの発酵過程で特筆すべき点は、上述の通り「セミ・MC(マセラシオン・カルボニック)」とも言うべき、密閉タンクで、初期段階の発酵を行うことにある。(ボジョレーなどと異なって収穫果を事前に破砕しており、果皮内の発酵というわけではなく、厳密にはマセラシオン・カルボニックとは異なる)カルボニックガスが充満した状態で2-3日間の発酵を行い、その後は蓋を開けて通常の発酵過程に入る方法を取る。SO2を大量に必要とする低温浸漬よりも、この方がごく自然に色やアロマを抽出できるという初代アンリ氏の1947年からのアイデアを守り続けている。よりナチュラルなワイン造りを目指す同家ならではのもの。 プレス後、1週間タンクに置いて粗い沈殿物を取り除いてから、ミディアム・ローストのシャティヨネ産の樽に移す。新樽は10〜15%。18ヶ月に亘る熟成期間中、澱を取り除くというより、空気に触れさせる主旨で4月に澱引きを行なう。「樽がワインに影響を与えるとは考えていない。逆にワインが樽に個性を与えてしまうと思う」ので、空気に触れさせたワインは再び元の同じ樽に戻される。澱も一緒に戻される。同じ樽に戻すのは樽とワインの関係性を熟慮しての事。「澱を引かない澱引」によって、ワインは空気を得て複雑味を増すと同時によりテロワールの特徴を表現するのだそう。 フィルタリングは一切行なったことがないが、11〜12月にテイスティングをし、年毎のタンニンの質によってはごく軽く清澄する年もある(最近では93、94、95年)。 |
|
Domaine Henri GOUGESとはニュイの村は、「コート・ド・ニュイ」の地区名にその名が現われる通り、他の偉大な村に劣らぬワインを産む。類稀なる品質に比べ知名度が低いのは、特級をもたぬゆえか。一説では、かつて格付が行われた時、銘畑の所有者の中に高い税金の賦課を嫌い、特級格付の申請をしない者がいたそうだ。当時ブルゴーニュといえども販売が困難で、シャンベルタンすら発泡酒に仕立てらることもあった時代のこと。例えば91年に特級格付を得たGrande Rueなど、Romanee ContiとLa Tacheに挟まれた絶好の区画でありながらポツンと1級に留まっていたのは、この理由だと言う。この村に名を冠する「レ・サンジョルジュ」も特級として充分以上に通用する畑であるとニュイの村人達は語る。(かつて、ニュイ・ド・ボーヌという村名だったそうだ) クリスチャン氏の丁寧かつ詳細、実践に基づいた説明は「先生」と呼びたい理路整然さ。この村の土壌構成を地質学者のように詳しく語るピエール氏と共に、実にクラシカルながらも知性溢れるヴィニュロンである。 このドメーヌの醸すワインは実にクラシカルなもので、近年流行の「濃縮ビックワイン」でない。よって評論家によってはドメーヌを酷評する事があるが、本来のクラシカルなニュイ・サン・ジョルジュを目指す彼らは、もともと長命で若いうちは近寄り難さをもつようなワインを志向しているのだ。若い内から甘く飲めるポートのようなタイプを評価する一部の米国人ジャーナリストには理解不可能なのかも知れない。この米国人が一時「収穫量の多さとフィルターのかけすぎで、このドメーヌの名声に陰りがでた」と評したが、実際にドメーヌでは今までに一度もフィルターをかけた事はなく、収量も常に同レベルで保たれていたのだ。 面白いのがニュイの白。シャルドネでも、ピノ・ブランでも、ピノ・ブーローでもない。答えはピノ・ノワール」で、60年前に白葡萄に突然変異したのだそうだ。パッションフルーツのような華やかな逸品。 |
|
| | 買物カゴの確認 | ご注文 | |
| | 買物カゴの確認 | ご注文 | |
|
| サーチエンジン等で直接このページへリンクされたお客様へ こちらが『ワインと地酒の宝庫 五本木ますもと』のトップページです。 |
東京都目黒区五本木1-41-5 Tel;03-3712-1250 Fax;03-3712-1780 |